# 白い湯気 夜の空気はなぜだか少し、透明な気がする澄んでいて、初夏まだ冷たい爪先をそっと擦り合わせて待っているほんのりとあまい、香りとその背中慣れない手つきがどうもおかしくて砂糖が焦げたりしませんようにって願うのに早くおいでよ、そう思ってみたりするカーテンの向こうで星がかがやく静かな夜きっとまだ夜風は冷たいだろうけどここにはやさしい香りだけが満ちている眠れない夜のホットミルクたったひとつの夜に立ち昇る白い湯気
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