スロウ、メロウ。

ゆっくりと、熟れう。こころにうつりゆくよしなしごとを。
ゆっくりと、熟れう。
こころにうつりゆくよしなしごとを。
夜の丘

夜の丘

少し離れて歩く、私の
名前が呼ばれる響きを反芻する
ここにいてもいいんだと
赦されているような気がして

少し伸びた草が
サンダルの隙間から
素足へと露をうつして
しらたまの歌を思い出した

まだ湿っぽい風が
髪の毛を頬にはりつけて
それを拭う指の温度を感じる

雲の切れ間から
光の粒が零れてしまったみたいに
ぱらぱらと光っている
眼下の街と
雨の名残と
すこし色素の薄いその両眼

名前を呼ばれて振り返る
いつか、
この夜の丘を思い出すといい

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